ニキビとアトピー性皮膚炎の合併
元々アトピー性皮膚炎で、10代に入りニキビを発症する場合があります。
基本的にはアトピーの治療を優先しますが、ニキビができた原因を確認します。(洗顔方法など)
アトピーが保湿等で落ち着いているのであれば、必ず保湿剤(ヒルドイド等)を併用しながらニキビ治療を進めてもよいでしょう。
通常の治療と同じように、症状に応じて外用抗菌薬、内服抗菌薬を使用していきます。
顔のニキビ跡にさらにあたらしいニキビができたら?
炎症を起こしていない限り抗菌薬は不要です。
大事なのは、炎症性皮疹が新たに発生することを防ぐことです。
ニキビ痕にできたニキビの治療には通常以上の時間がかかりますので、根気よく続けましょう。
赤いニキビ痕は治ります。
治療薬は過酸化ベンゾイル(BPOゲル)もしくはアダパレン(ディフェリンゲル)で治していきます。
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