ストレスフリーの生活が顎ニキビ最大の予防法
あご周辺は比較的皮脂の分泌量が多く、ニキビができやすい場所です。
あごは男性にとってヒゲの生える場所であり、男性ホルモンが活発に働くことから、あごニキビの原因はホルモンバランスの乱れが影響していると考えられます。
個人差はありますが、女性ホルモンより男性ホルモンの分泌が活発になると、あご周辺の皮脂量が増えて毛穴が詰まりやすくなり、発症につながるようです。
また、男性にとってはヒゲ剃りの際に肌を強くこすりすぎたり、ヒゲ剃り後のスキンケアが不十分だと肌が乾燥し、あごニキビにつながるケースも多いようです。
大人になってから発症することが多いため、日常生活のストレスや、女性の場合は生理によるホルモンバランスの乱れも原因のひとつに。
あごニキビを作らないために、生活習慣の乱れを改善し、精神的に安定した生活を送ることができるようにストレスコントロールを行なうことも重要です。
また、顔のほかの部位のニキビに比べ、治りにくいケースが多いのも事実。
肌の弱い方や症状が悪化しやすい方は、自己ケアだけでなく専門医の治療を受けることをおすすめします。
中等症の場合
頬からあごにかけて、特に下あご部に集簇(しゅうぞく:群がり集まって)して炎症性皮疹が多数発生します。
嚢腫、硬結、瘢痕を伴い、なかなか治りにくく痕が残りやすいタイプのニキビです。
原因として以下のことが考えられます。
掻破(そうは|掻いたり擦ったりすること)、自己圧出(自分で面皰をつぶし出すこと)、喫煙、カミソリによる剃毛など。
あごニキビの治療薬
アダパレン(ディフェリンゲル)/過酸化ベンゾイル(BPOゲル)の配合剤を使用することが多いでしょう。
内服抗菌薬の治療を、長くて約3か月間行います。
嚢腫には直接ステロイドを注入して、瘢痕化を防ぎます。
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